Q：「目標は？」と聞かれた場合の使い方、答え方
Q：よく会社等で「今後の目標は？」と聞かれます。
一般的には目標と目的を一緒の意味で使用していることが多いように思います。
今回の研修でそれぞれの意味を教わりましたが、今後、人に「目標は？」と聞かれた場合の使い方、答え方を確認したいです。
A：
「目標」の大きな定義は、人によってかなり解釈が違う場合があります。ですから、この目標と目的を別けて考えるトレーニングをしていることが、我々のメンタルトレーニングの特徴でもあります。多くの人がこの２つをかなり区別なく同じようなものとしてとらえていると思います。
今後「目標は？」との質問を投げかけられた場合、質問相手と共有できること＝「目標」をお答えしてください。
例えば、アスリートが監督や指導者に「目標」を聞かれた場合の回答例です。
「現状は怪我の回復が順調です。これからリハビリに入ります。リハビリはどのようなものかまだわかりませんが、とりあえず、２週間は理学療法士の言われるまま行いたいとおもいます。その後また経過などを報告するとともにその後のプログラムや選手としての復帰のスケジュールを自分なりに作成し、２週間後に提出します。」
目標は、以上の例でいうところの、２週間は言われたままやる、そして２週間後に新たな見通しを復帰スケジュールとして提出する、ということになります。
