Q:スタッフの定着率が悪く、対策を考えています。

Q:
スタッフの定着率が悪く、対策を考えています。

A:
思考している(考えている)レイヤーを確認しなければいけません。
考えている自分のポジションの確認が大切です。
人事から見てなのか、部長からみての定着率なのか?
どこのポジションから見ての思考なのかを確認する必要があります。
ちょっと意地悪な解答ですが、「定着率が悪く」とは具体的にどれほどの期間をさしているのでしょうか。

「効率アップ」のことと非常に似ていますが、「効率アップ」とは現在の状況を具体的に例えば5W2Hにしてアウトプットしてみるとどのようになるかを具体的に表して見る必要があります。
「効率アップ」とはとても抽象的な言葉です。
メンタルトレーニング的に言えば、目的です。
では、「効率アップ」の目標は一体なにでしょうか。

つまり
「定着率が悪く」の逆の良い状態、つまり、「定着率がいい」とは一体目標としてどのようなことか具体的に表してみてください。

<「定着率がいい」状態とは?>
何年間働くことですか?
何人が「定着率」に相当しますか?
どこの部署ですか?
なんの担当ですか?新人ですか?それともベテラン、何年選手ですか?
だれから見ての「定着率」ですか?

以上のことを可能な限り明確にします。
そして「効率アップ」と同じですが、ここのベースライン=「定着率がいい」状態=目標の設定を上司や部下や部署内で確認(コンセンサス)をとる必要があります。

「メンタルトレーニング」Q&A

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