Q:マニュアル化しないで説明する方法について
Q:
マニュアル化しないで説明する方法について
A:
マニュアルどおりでないことを考えて行動せよ、と指導されているのでしょうか?
まず、マニュアルとは一体どんなものであるかを自分の中で確認してください。
つまり、マニュアルで出来る事と出来ない事を明確にする必要があります。
例えば:
レストランでは、調理や機械操作にはマニュアルがあります。
しかし、本当に忙しくなったりした場合などマニュアルで伝えられないこともあります。
スポーツでは、競技としてのルール(=マニュアル)があります。
野球でいうところの、バッターはボールを打ったら、一塁に走り、タッチをされたらアウトなどは決まっているルール(=マニュアル)です。
しかし、試合(ゲーム)マニュアルでは進行いたしません。
それぞれの局面があり、自己判断しなければいけない部分と監督(上司)に指示を仰ぐ場合とがあります。
監督(上司)の指示に従う局面と現場のリーダーが決めていい局面など、なかなかマニュアル化して、部下に伝えるのは難しいことかもしれません。
部下や後輩に判断に迷ったりする局面などを逆に質問させてみることもマニュアル化しないで説明する方法の一つです。
質問やわからない事を箇条書きで提出させるか、ミーティングでアウトプットしていきます。
ある種のパターンなどが見えてきます。
もしくは
リーダーがゴール設定をして、どのような道筋で仕事をするか、部下や後輩がそれをどのように進めるかを考えさせて、提出させて、それを確認する作業をしてください。
登山でたとえると、頂上がゴールです。
どの頂上に上らなければいけないのかをリーダーが明確にしてあげて、後はどのルートを登るのかは、後輩や部下に決めさせてください。
それのどのルート登るかの説明を事前に彼らから聞き、確認して上げてください。
そのルートの詳細に関して不安点があれば、リーダーであるあなたが、具体的なポイントを上げて教えてください。